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整形外科

整形外科(人工関節センター)

この度、2022年7月1日より、当院に新しく整形外科が開設されました。
特殊な技術を必要とする人工関節手術に関しては、『人工関節センター外来』として医師を始め、専門化したスタッフが人工股関節及び人工膝関節の手術・治療を行います。

人工股関節について

病気や怪我などで治療ができない状態まで傷ついた股関節は、その後症状が改善することがほとんど無く、非常に強い痛みを伴い、通常の歩行も不可能な状態になりますが、
人工股関節を用いた置換術を行うことで、痛み・歩行の改善をすることができます。

人工股関節の手術について

当院担当医は20年以上の人工股関節置換術の経験を有していて、人工股関節の開発者であるイギリスのチャンレー先生のコンセプトにしたがい、骨セメント使用の人工股関節を30年以上にわたり使用しています。
この人工股関節は骨盤側には臼状のポリエチレン、大腿骨側には先端が球状になった金属性の棒を骨セメントで固定します。人工股関節手術をすると痛みは消失・軽減し、関節の動きは大体手術前と同じくらいか少し良くなり、足の長さも1.5㎝から2㎝ほど長くなります。傷は太ももの横に12cmほどの長さで手術時間は1時間30分くらいです。入院期間は通常の手術で3週間くらいですが、リハビリ専用の病棟(回復期病棟)がありますので充分な機能回復を行ってから退院することが可能です。

人工股関節の構造

人工股関節は主に下記の2つの部品からできています。

ソケット

臼蓋に埋め込みます。ポリエチレンでできています。

ステム

大腿骨に埋め込みます。金属で出来ています。

人工股関節の寿命

手術後の一番の関心は人工関節がどれくらい長くもつのかということでしょう。
長期に人工関節を使用すると弛んでくることがありますが、その原因は手術の技術と関節面に使用しているポリエチレンのすり減りによるものです。当院担当医は20年以上の人工関節の手術経験を有していますが、以前は手術後25年で約30%の患者様がやり直しの手術(再置換術)をしていました。大切に使っている方では25年、30年も大丈夫な方もいらっしゃいますし、最近は材質の改善と手術の技術が良くなっているのでさらに良い成績が期待できると思います。

人工関節置換術に関しては、器械を体内に埋め込む手術ですので、手術後長期間安定した状態で人工関節を使っていただくためには、患者様にも日常生活上で守っていただきたい注意点がいくつかありますので、事前にしっかり皆様にご理解頂けるようご説明致します。ご不明点や不安に感じられる点はスタッフまでご相談下さい。

診療受付時間と担当医

診療受付
時間
日・祝
午前
9:00~11:30

(小澤医師)
(寺西医師)

(後藤医師)
(寺西医師)

(後藤医師)
(寺西医師)

(小澤医師)
(大坪医師)

(小澤医師)
(大坪医師)
第1,3,5週
第2,4週

(担当医)
午後
13:30~16:30

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※緊急手術等で変更になる場合がございますので、お問い合わせください。

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